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2013.6.15投稿記事①

むし歯の基礎研究

今日はこれから長尾会ですので、これが最後の投稿にしましょう。

むし歯の基礎研究としてラットが用いられるのですが、ラットは基本的にむし歯になりません。ですので、むし歯を作るためにエサの中に高濃度のシュクロース(砂糖)を入れ、与え続けます。それでもすぐにはむし歯にはならず、一年くらいかけてようやく小さなむし歯が出来るのです。

それでもこの実験系には困難が伴います。そもそも実験に使うラットは通常飼育で2年くらい生きるのですが、シュクロースを与え続けるとラットは色々おかしくなって、早死にしてしまいます。むし歯を作る前に死ぬラットも多いのです。ですから、ラットにむし歯を作ること自体が大変なんです。そうまでしてむし歯を作り、色々な物質を与えてむし歯の抑制効果が有るか無いかを調べるのです。

そうしてむし歯の抑制効果がみられたものを人間に応用するわけなのですが、ちなみにこの実験系において、フッ素はむし歯の予防効果が確認できませんでした。これはきっと、ラットと人間では違うということなのでしょうね。都合の悪いことだけ種差を持ち出すのが研究者の常套手段ですね。

ラットにむし歯を作る最も効率的な方法はやはりシュクロースのようですが、高濃度のシュクロースを与え続ける以外に効果的にむし歯を作ることが出来ないのなら、シュクロースがむし歯の原因であり、摂取を控えることこそがむし歯の本質的な予防法である、という発想には研究者たちはどうしても思いつかないようです。研究者の脳はラット以下なのでしょうか?
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2013.6.12投稿記事③

退化病の症状

むし歯や歯周病、不正咬合というのは退化病の一症状に過ぎないと、前に書きました。
では、退化病の症状というのは他にはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、ネイティブ・アメリカンやアボリジニー、そしてアマゾンの奥地に住むピダハンたちには、うつや統合失調症、神経症などの精神疾患の人は、ただの一人もいません。
伝統的な食生活を営む先住民にみられないのであれば、これら精神疾患というのも退化病の一症状に過ぎないと考えてよいでしょう。
考えてみれば、心と体は繋がっていますから、これまた当然といえば当然です。

一般的に良く知られているのが、先住民族には肥満や糖尿病、腎臓疾患や消化器疾患、アトピーやアレルギー性疾患、気管支喘息やリウマチなど、様々な慢性疾患がみられないという事です。
ですから、これもまた退化病であり、退化病であるのなら対症療法的な治療で良くあるわけありませんよね。

それに、日本人の死因のトップ3である、ガン、脳卒中、心筋梗塞も非常にまれです。
しかしこれは、高齢化に伴って多くなる疾患ですから、先住民族の平均寿命が気になるところです。
実は、先住民族の平均寿命は例えばピダハンだと45歳くらいといわれています。
しかし、80歳以上長生きするピダハンも多く、そういう長寿のピダハンにも、やはりガンや脳卒中、心筋梗塞などはめったに見られません。
先住民族の平均年齢が低いのは、乳幼児の死亡率が高いこと、感染症(マラリアなど)による死亡率もまた、高い事によります。
しかし、日本の平均寿命は江戸時代までは30歳未満だったといいますから、ほんの100年くらい前までの日本人よりは、先住民族の方がはるかに健康で長生きであるといえるでしょう。

そう考えると、今日日本人を悩ませている慢性疾患のほとんどが、実は退化病であるのです。
そうであるのなら、なぜ退化病を皆、治療せずに放置するのでしょう。
今の日本の保険医療制度に基づく医療体制では、退化病の存在は否定されていますから、治療されることはありません。
しかし、退化病を治すことなしに、いかなる慢性疾患も治らないことは、はっきりと断言できます。

2013.6.12投稿記事①

退化病の治療

プライス博士が名付けた「退化病」ですが、プライス博士は退化病とは食生活の変化によって起こってくる病気であると捉えています。
そして、身体の退化を引き起こす近代食の特徴として、砂糖、精製された穀物、植物油、缶詰などの保存食品の4つを挙げています。

そうであるならこれら4つの食品を一切摂らないようにすれば、退化病は防げるのかというと、話はそう簡単ではありません。
そもそも、これら4つの食品を一切摂らないで生活していくことは、現代社会に生きる我々にとっては至難の業です。
ですから、退化病を引き起こす原因をもっと栄養学的観点から掘り下げて考える必要があります。

退化病を栄養学的見地からとらえると、退化病によって起こってくる様々な症状は“糖質過多”と、“栄養欠乏”の二つの原因によってもたらされると、考えられます。
まず一つ目の“糖質過多”ですが、これは文字通り、食事中の糖質の取り過ぎによって疾患がもたらされるという考えです。
先の4つの近代食の特徴のうち、砂糖や精製された穀物というのがそれに当たりますね。
特に、砂糖や異性化糖などの糖類は少量でも人体に様々な悪影響を与える物質ですから、これら糖類を可能な限り食生活から排除することは、賢明な行為です。
精製された穀物もまた退化病を引き起こすことは、日本でも白米常食と脚気の流行によって知られているところですから、避けることが重要です。

そして、二つ目の“栄養欠乏”ですが、人間は糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素だけでなく、様々なビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を摂る必要があることから、理解できます。
退化病を引き起こす4つの食品のうち、植物油と保存食品がこれに当たります。
まず保存食品ですが、調理・加工されると失われてしまう栄養素があるという事、食品は動物性であれ植物性であれ、採れたての新鮮な状態で、最小限の調理で頂くのが栄養素の摂取という点からは最上の方法であるという事を覚えておくべきでしょう。
そして植物油ですが、人間は活動のためのエネルギーのほか、細胞膜の成分であったり、脳の神経線維を保護する材料であったりと、脂質は無くてはならない栄養素です。
しかし、一般的に用いられている食用の植物油は、脂質栄養学的観点からは、実は人間の健康にとってふさわしくありません。
脂質は基本的には動物性の方が人間の健康にとっては好ましく、完全な健康体を維持している先住民族の食生活に照らし合わせても、その正当性が証明されます。

現代社会に生きる我々が、先住民族たちと同様な食生活を送れるはずも無く、出来ないことを求めることは意味がありません。
ですから、現代社会に生きる我々でも実践できる食生活の改善方法を知り、実践すること。
これが、退化病の根本治療であり、また退化病にならないようにする予防法であるのです。
とはいえ、原則はお伝えできますが、個々人の体の状態や食生活は人それぞれです。
ですから、退化病の治療もまた、正しい診査、診断の元に適切な指導や治療を受けるべきなのです。

2013.6.11投稿記事

退化病

1939年に出版されたW.A.プライス博士の著書「食生活と身体の退化」によれば、むし歯も歯周病も不正咬合も、近代食を摂るようになった人間が罹る病気であり、これを「退化病」と呼びました。
そして伝統的な食生活を営む先住民族にはこれらの疾患がみられないばかりか、現代人を悩ませている様々な慢性疾患も見られないとのこと。
しかし同一民族であっても西洋文明から入ってきた近代食を摂るようになった人たちには、西洋人同様むし歯や歯周病、不正咬合がみられ、様々な慢性疾患も見られたとのこと。

そこでプライス博士は、これら疾患を引き起こす根本原因は近代食にあると考え、近代食を摂ることによって起こる様々な疾患を、「退化病」と名付けたのです。

このプライス博士の観察結果が真実ならば、むし歯も歯周病も不正咬合も、それ自体の疾患ではないという事になります。
すなわち、「退化病」に伴う一症状に過ぎないという事です。
そしてそうであるならば、我々歯医者が治療すべきなのは、「退化病」なのであって、むし歯や歯周病、不正咬合の治療とは治療では無くて、単なる症状に対する処置に過ぎません。

プライス博士の本のみならず、栄養学や先住民の生活を独自に研究した結果、僕はプライス博士の観察を全面的に信頼するに至りました。
そして、「退化病」を治療するためのシステムとして、「予防歯科」を立ち上げました。
なぜ「予防歯科」なのかというと、一つは退化病治療と掲げても、分かりにくいという事があります。
また、「退化病」の症状は多岐にわたり、口腔疾患のみならず全身の様々な疾患もまた「退化病」によって起こっていることが分かってきました。
ところが、僕は医者ではありませんから、これら全身疾患に対する治療の権利を持っていません。
そこで、「予防歯科」とすることで、あくまで歯科領域に関する治療や処置であることにして、さらに予防ですから治療ではないという事にすれば、広く対象者を管理できると考えました。

ですから、ウチでは「退化病」で様々な症状で困っている人に、「退化病」の治療をすることによって、疾患から患者さんを救っていこうという歯科医院になりました。
そして、「退化病」の治療に伴って、「退化病」の一症状として現れているむし歯や歯周病、不正咬合の“処置”も行うことで、患者さんの回復の手助けをしていくというコンセプトで診療しています。

ですから、「退化病」を治したいと思わない人は、決してウチには来ないで下さいね。

2013.6.10投稿記事③


根本原因と症状

愚痴っているうちに思いついたので、ついでに書いておきます。
僕の話と患者さんの望んでいることがなぜ食い違うのか、その背景には疾患の捉え方があります。
例えばむし歯ですが、患者さんは歯が溶けて、穴が開く病気だと思っています。
というか、世間一般は皆、そう思っていて、歯医者の大多数もそう思っています。
でも、僕はそう思ってはいないんです。

むし歯というのは、消化器官の入り口である口の中に現れた、一症状に過ぎないのであって、それ自体の疾患であるとは考えていません。
そしてむし歯ができる背景には、誤った生活習慣や食生活、それに伴う低血糖症や栄養欠乏があり、それこそが疾患の本質であると考えています。
そうであるのなら、治療するべきは生活習慣病であり、歯の治療なんてのは、そのついでにほかなりません。
疾患の本質から治したいと考える僕と、応急処置だけして欲しい患者さんとの間でトラブルが起こるわけです。

でも、ウチがそういう歯医者だって知らなくて来た人なら、しょうがないです。
疾患の本質から治療することを望まず、応急処置だけして欲しいと言われれば、しぶしぶやります。
でも、このFacebookのウォールを読んでくれている人なら、分かって欲しいんです。
疾患の本質を。
そういう人になら、応急処置ではあっても今ある技術の中で、最も優れた治療を行おうって気になりますから。

お互いストレス無くいきたいので、予防歯科の本質を理解していただきたいと願います。
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