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2012.11.19投稿記事

腸管免疫

人間は自然界の中で様々な生物と共存しています。
人間の体外にも、体内にもたくさんの微生物が住んでいます。
このような環境の中で、人はどうやって健康を維持しているのでしょうか?

人間はその体を構成するもの、活動のためのエネルギー、その全てを食べ物や飲み物から摂取しています。
植物のように光合成したり、マメ科植物の根粒に住む根粒菌のように空中の窒素を固定したりすることは出来ません。
そして、食べ物や飲み物から栄養を吸収するために、消化器官をもっています。

口から肛門まで一本の管として存在している消化器官は、人間の生存のために必要な栄養素を吸収するという大切な役割を持っています。
体外から栄養を吸収するために、消化管内面は体外と通じています。
このため、消化管の内面はほぼ全て粘膜によって覆われています。

生存のために栄養を吸収する消化器官は、外界からの病原微生物や毒素、有害物質などにもさらされます。
このため消化器官には、必要な栄養素を吸収しつつ、生体にとって有害な微生物や物質を排除しなくてはなりません。

特に、口腔から摂食され咀嚼されたのち、胃に運ばれて消化された食物を吸収する役割を持つ小腸は、体内に取り入れるべき物質とそうでない物質とを選別しなくてはなりません。
この生体にとって有益か有害かを判別している器官が小腸にあるパイエル板なのです。
そして、このパイエル板で抗原提示を受けた病原微生物に対し、特異的免疫機構が発動するという訳です。

人間の体表は上皮で覆われていますが、外界に通じる部分で特にバリア機能が高いのは、角化した上皮です。
一方消化管粘膜は非角化上皮であり、角化上皮よりもバリア機能は落ちます。
その分、免疫防御のメカニズムが重要となっています。

特に人体の中で最もバリア機能が弱く、病原微生物の攻撃を受けやすい部位は、人体の中で唯一硬組織が体外に露出している部分、そう、歯と歯ぐきの境目なんです。

硬組織と軟組織は一連の連続したバリアになっていません。
なのでその境目が最も攻撃に弱い部分になるのです。

腸管免疫の機能が低下し、病原微生物に対する抵抗性が低下した時に、最も影響を受けやすい部位が歯周組織であるのには、こういう理由があるからなのです。

じゃあ歯なんて無い方がバリア機能が強化されて良いって!?

歯って、無くても良い物なのでしょうか?
食べ物から効率良く栄養を吸収するために、よく咬んで細かく砕き、磨り潰すことは非常に重要です。
それこそ、人間が”生きる”という行為に他ならないのです。









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