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2012.12.2投稿記事

血糖値調節のメカニズム

前回の低血糖症は、簡単に書いたつもりでも難しかったでしょうか?
低血糖症を説明するのも、理解するのも難しいですが、この低血糖症は非常に多くの人が患っている疾患です。
低血糖症はその多彩な症状ゆえに、医療機関で正しく診断されることがほとんど無く、様々な病名をつけられて投薬治療されていたりしますが、誤診ですから良くなるはずもありません。

低血糖症を理解するにあたって、血糖値調節のメカニズムを理解する必要があります。

人間は糖質を摂ると、小腸で単糖まで分解され、吸収されます。
そうして血糖値が上昇します。
血糖値が高くなりすぎると膵臓のランゲルハンス島からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値が下がります。
このインスリンというホルモンは、血糖値を下降させる唯一のホルモンなのですが、どうやって血糖値を下げるのでしょうか?

インスリンは血中の余った糖を、肝臓でのグリコーゲンの合成を促進することで減らそうとします。
しかし、肝臓でのグリコーゲンの貯蔵量には限度があるため、更に余った糖は、全身の脂肪細胞に取り込まさせて脂肪を合成させ、貯蔵させます。
体脂肪は、インスリンの働きによって、糖から脂肪に変換されて作られるのです。

一方、血糖値が下がり過ぎた場合はどうするのかというと、血糖値を上昇させる各種ホルモンが分泌されます。
グルカゴン、アドレナリン、糖質コルチコイド、チロキシン、成長ホルモンなどです。

このうちグルカゴン、アドレナリン、チロキシン、成長ホルモンは肝臓のグリコーゲンを分解し、糖に還元するのを促進するホルモンです。
しかし、アドレナリン、チロキシン、成長ホルモンは他の神経系や代謝系などにも様々な影響を与えます。

肝臓のグリコーゲンの貯蔵量には限度があるので、それでも糖が足りない場合は、アミノ酸からの糖新生によって糖を作り出します。
糖質コルチコイドは、主に筋肉のたんぱく質を分解してアミノ酸にし、糖新生を促進するホルモンです。
なので、糖質コルチコイドは筋肉を痩せさせます。

そういえば、インスリンは余った糖を脂肪細胞で脂肪に変えて貯蔵するホルモンでしたよね。
それなら、血糖値が下がった時にこの脂肪から糖新生をすれば良いって思いますよね。
しかし、そういう働きを持つホルモンは無く、体脂肪は糖新生には使えません。

低血糖症になって、インスリンの過剰分泌と、それに続く血糖値上昇ホルモンの過剰分泌は様々な臨床症状を出現させるだけではありません。
インスリンによる体脂肪の蓄積と、糖質コルチコイドによる筋肉の減少という事もまた、起こってくるのです。









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