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2012.12.5投稿記事

低血糖症とカテコールアミン

歯科においてはむし歯や歯周病、不正咬合と低血糖症が非常に密接に関係していると前に書きました。
しかし低血糖症は口腔内の疾患のみならず、全身の各疾患や精神とも密接に関係しています。
そこで今回は、低血糖症とカテコールアミンとの関係について書きます。


まずカテコールアミンとは、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの総称です。
これらは神経伝達物質として自律神経系に影響を与えるのみならず、精神状態にも影響を与えます。

糖質の過剰摂取により血糖値が急激に上昇すると、インスリンが分泌され血糖値を下げます。
これが低血糖症になると、インスリンの分泌が過剰になり血糖値が下がりすぎるようになってしまいます。

下がり過ぎた血糖値を上げるために、各種ホルモン(グルカゴン、ドーパミン、糖質コルチコイド、チロキシン、成長ホルモンなど)が大量に分泌されると前に書きましたね。
基本的に血糖値を上げるホルモンはグルカゴンなのですが、それでも血糖値が低いままの場合放出されるのが、カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン)なのです。

カテコールアミンのうち、ドーパミンは肝臓に蓄えられているグリコーゲン分解を促進し、糖新生に寄与します。
一方ドーパミンは主に脳に働きます。

ドーパミンは脳の側坐核にあるドーパミン受容体を刺激します。
これは人間の快楽と関係していると言われています。
また、ドーパミン受容体が刺激されることで、脳は血糖値を上げるために糖質(甘い物)を欲する指令を出します。
これが、甘い物に対する異常な欲求の原因です。

このドーパミン受容体はアルコールやたばこのニコチン、覚醒剤などの麻薬でも過剰に刺激されます。
そして、ドーパミン受容体が過剰に刺激され続けると、側坐核のドーパミン受容体の数が減少します。
そうなると、さらなる快楽を求めて多量に刺激物を求めるようになります。
これが薬物中毒のメカニズムです。

砂糖においても過剰摂取を続けると、ドーパミン受容体が減少することが動物実験で確認されています。
すなわち、砂糖はたばこやアルコール、覚醒剤などと同様の中毒性を持つという事です。

ちなみに低血糖症の人が糖質を摂ると、30分~1時間くらいで血糖値上昇のピークがあり、その後大量のインスリン分泌によって急激に血糖値が低下します。
そして1時間半~2時間くらいでカテコールアミンの大量放出が起こって、甘い物に対する異常な欲求が出現します。

このため、一般的に低血糖症の人は間食が多く、しかも糖質に偏っています。
また、飲み物も糖分の含んだ飲み物を常飲するようになります。

そうして糖質の過剰摂取がコントロールできなくなってむし歯が多発し、歯医者に来るのです。
ですから歯医者はむし歯の患者さんは、全員低血糖症を疑うくらいが良いでしょう。



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