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2013.2.26投稿記事②

遺伝とは

遺伝とは、親の形質が子に伝わることであり、遺伝子によって規定されていると考えられています。
確かに、白人のカップルから黒人の子は生まれませんし、子は親に似るものであるから原則的にはそうなのでしょう。

そこから、先天疾患や先天奇形と呼ばれるもの、そして精神科領域では先天気質(!?)といわれているものもまた、遺伝によって起こると説明されます。
これは、メンデルの法則が有名ですが、エンドウ豆と人間とを一緒くたにして考えるという事自体、乱暴なのではないでしょうか。

遺伝子の欠損や、欠陥が遺伝性の疾患や奇形を引き起こすのであれば、そういう欠陥遺伝子を持っている人間は、欠陥のある人間を生むことになるから生殖すべきでないという考えが生まれます。
心身ともに欠陥の無い人間は、欠陥の無い遺伝子から生まれる。
心身に欠陥のある人間は、欠陥のある遺伝子から生まれる。
こういう考えに基づく学問を、優生学といいます。

優生学に基づき、人類の発展と社会の幸福にとって、欠陥遺伝子は排除すべきものであると考え、社会から遺伝的問題のある者を排除したり、生殖能力を奪おうという考えを、優生思想といいます。

これは社会に広く浸透している考え方であり、この思想に基づいて、遺伝子診断や出生前診断と堕胎という考え方が生まれてきました。
平たく言うと、生きる価値のある人間、無い人間を判断する科学的・合理的な判断基準という事ですね。
なんという乱暴で傲慢な考えなのでしょうか、と、疑念をあらわすだけで現代社会では蛇蝎のごとく嫌われますが。

ここでいつも引用するプライス博士の著書ですが、フレッド・ヘイル教授の実験が非常に知己に富んでいると思ったので、ご紹介します。
ヘイル博士は豚の飼料中のビタミンA含有量を減らすと様々な奇形が形成されることを実験した。6腹から生まれた59頭は全部目が見えなかったが、これらの親豚には交配される前の数か月と交配後の30日間ビタミンAが与えられていなかった。しかし、眼の見えない子豚に十分な栄養を与え育てたところ、その豚が為した子は正常な眼球と視力を備えていたのである。

これまた、豚と人間を一緒くたにするなとお叱りを受けそうですが、エンドウ豆よりは人間に近いですよね。
このように、先天疾患や先天奇形など遺伝性の疾患と思われていたものの多くは、実は生殖細胞の栄養障害や胎生期での栄養障害が原因になっている可能性があるのです。
優生学的な常識というものを、我々は真に受けすぎなのです。
生命の本質は、そんなに単純なものではありません。

このことから、妊娠前・妊娠中の母体(と、恐らく夫体も)の栄養状態の重要性が分かるかと思います。
これを理解すれば、妊娠を希望されるカップルが為すべきことがおのずと見えてくるでしょう。

また、不幸にも先天的な問題を持って生まれてきた子供でさえ、その後の成長期に十分な栄養を与えることによって、心身の問題は改善されるでしょうし、その子供にもその障害が受け継がれるという心配も軽減することでしょう。
何から何まで遺伝的な問題といって切り捨てるのは、非常に危険な考えなのです。
出生前診断や、それに基づく生命の選別が、いかに人間の傲慢によって作られているかがお分かりでしょう。

人間の遺伝子のゲノム解析が終了し、生命の神秘が解明されたと現代科学は謳い、現代医療は数々の難病を克服してきた、なんて言葉を真に受けて、世の中の真実から目を背けても問題は何も解決しません。
問題解決のための知識や技術というのは未来にあるのではありません。
過去の人間の英知の蓄積の中にあるのです。









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