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2013.3.4投稿記事①

個人差・個体差

これは以前にも書いたことなのですが、とても大切なことなのでまた書きます。
疫学において、むし歯や歯周病の発症因子や増悪因子を特定する際、単にむし歯のない集団とむし歯のある集団とを比較しても、有意義な知見は得られません。
現代社会に生きる我々のような、むし歯が蔓延している社会では、特にこのような調査はしばしば無意味です。

どういうことかというと、むし歯のない人を集めてその食生活や特徴を列記しても、そもそもむし歯になりにくい体質というだけなのかもしれません。
事実、同一家族で兄弟であっても、むし歯のある子とない子がいるからです。
人間は持って生まれた体質というものがあり、こういった特質を個人差とか、個体差と呼んでいます。
同一の親から生まれてきた子供であっても、顔かたちや声や体格や知能指数が違うように、むし歯や歯周病に対する免疫力にも差があるのが普通です。
ですから、兄弟でむし歯のある子とない子がいるとすれば、むし歯のない子が食べているものは、むし歯のある子が食べているものでもあるのです。

であるなら、疫学調査として、食生活や生活習慣とむし歯や歯周病との因果関係を調査するのであれば、個人差や個体差というファクターを完全に除外できる対象集団を見つけてこなければなりません。
すなわち、個人差・個体差に関係なく、集団に属する構成員のすべてがむし歯のない、もしくは歯周病のない集団で比較しなくてはならないという事です。

そのことに約80年前に気づいて、世界の14の地域で孤立した生活を送っている原住民族を調査し、むし歯の罹患率を調べ、食生活を徹底的に調べ上げたのが、W.A.Price博士なのです。
そのPrice博士の調査結果と原住民族の食生活の特徴を、特に栄養学的観点から現代に生きる我々が取り入れられるような方法で指導しているのが、当医院で行っている食事指導なんです。









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