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2013.3.18投稿記事③

砂糖と脳

砂糖が中枢に作用する麻薬のような物質であり、依存性が高い物質である事は以前書きました。
脳は砂糖を欲しがるので、疲れた時やストレスを感じた時などは特に甘い物が欲しくなるのです。
なぜ脳は、それほどまでに甘い物を求めるのでしょうか。

以前、「砂糖は脳が求めるエネルギー」というキャッチフレーズで、砂糖の消費促進キャンペーンが行われたことがあります。
これは本当のことで、脳はその活動のためのエネルギーを、主に糖質から得ています。

人間は食べたものから、主に体を作るための栄養素と、活動のための栄養素を得ています。
このうち、活動のための栄養素として、糖質と脂質があります。
糖質も脂質も活動のためのエネルギーとして使われますが、その使われ方には違いがあります。

糖質も脂質も、共に基本は3つの元素からできています。
炭素、水素、酸素です。
タンパク質は20種類のアミノ酸からできていますが、アミノ酸は4元素、すなわち炭素、水素、酸素、窒素(N)からできていて、窒素を必要とするところが糖質や脂質と大きく違うところです。

糖質は単糖(ブドウ糖や果糖)まで分解されてから小腸で体内に吸収されます。
吸収された糖質は、血液に乗って全身に回り、細胞や組織の活動のエネルギーになります。
特に脳はその活動のためのエネルギーの大半を糖質に依存しているため、血液中の糖の量が減少すると、脳の正常な働きが障害されてしまいます。
そのため、脳は血糖値に敏感で、血糖値を常に一定にしようとします。

それに対し、筋肉ではその活動のエネルギーを主に脂質から賄っています。
筋肉は活動のために使われるのですが、それ以外にも大切な役割を持っています。
それは、体温の調節機能です。
恒温動物である人間は、常に体温を一定に維持していますが、熱を生み出す器官が筋肉なのです。
ですので、特に女性に低体温の人が増えていますが、その主な原因が筋肉量の低下であるといわれています。

糖質は細胞中のミトコンドリアでTCAサイクルによるエネルギー産生を行う事が出来ます。
このエネルギー産生様式は非常に効率が良いため、糖質は非常に効率的なエネルギー源なのです。
ただ、糖質は効率の良いエネルギー源であると同時に、非常に反応性に富む物質でもあります。
特に細胞や間質に糖化反応を起こし、細胞を老化させたり、アポトーシスさせたりするために、生体にとっては有害でもあります。
なので、血糖値を生体は、厳密にコントロールしているのです。

糖はこのように反応性の高い物質であるために、生体内に上手く貯蔵できません。
なので、余った糖質は脂質に変換し、貯蔵することになります。
この貯蔵庫が、全身の脂肪細胞なのです。

貯蔵されている脂肪や、食事から摂った脂質は遊離脂肪酸となって血液中に出ていき、主に筋肉の活動のエネルギーになります。
ただし、脂質はエネルギー効率が良くないので、筋肉も普段の活動や基礎代謝で主に脂質を利用します。
筋肉も大きな力を出したいときや、急激な運動を行わなければならないときは、やはりエネルギー効率の良い糖質を利用します。

人間は脳が発達し、神経細胞はものすごい量の計算活動や神経伝達を絶え間なく行っています。
その活動のために、効率の良いエネルギー源として、糖を主に使っているのですが、糖は生体に危険な物質なので、脳の要求にとめどなく答え続けていると、全身の細胞の方がやられてしまうのです。









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