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2013.3.24投稿記事④

日本食ブームのルーツ

世界の先進国の人は、日本食をヘルシーな伝統食と考えています。
確かに欧米先進国の食事は、何かと問題が多いですから。
でも、中華料理や韓国料理、タイ料理などではなく、なぜ日本食なのでしょうか。

それは、アメリカで行われた大規模な栄養調査によるものだったのです。
アメリカでは増え続ける生活習慣病と、年々高騰する医療費が大きな社会問題となっていました。
このため、「国民栄養問題アメリカ上院特別委員会」というものを設け、食事と栄養・慢性疾患との関係を調査しました。
そして、1977年ジョージ・S・マクガバン上院議員が調査結果をまとめたレポートを提出しました。
これが俗にいう、「マクガバン・レポート」です。

このレポートの内容は、「生活習慣病は肉食中心の誤った食生活がもたらした食原病であり、薬では治らない。われわれはこの事実を素直に認めて、大量の脂肪、砂糖、塩を摂取する食生活を改めなければならない」というものでした。
そしてこのレポートの中で、理想的な食生活が日本の元禄時代以前の食生活であるとされていたのです。
これによって、世界中で一気に日本食の良さが注目されるようになりました。

でもここで注意してもらいたいのが、元禄時代以前という部分です。
この元禄時代以前と以降では、何が変わったのでしょうか。
それは、お米の食べ方です。
すなわち、元禄時代以前はお米は玄米で摂られていたのに対し、元禄時代以降は白米で摂られるようになったのです。

それでは元禄時代に何が起こったのか、もう少し説明しましょう。
元禄時代とは江戸時代、5代将軍綱吉の治世です。
この時代、江戸は大いに発展し、人口も増加し、元禄文化が花開きました。
江戸とは徳川幕府の本拠地であり、武家社会でした。
各地の大名は参勤交代で一年ごとに所領と江戸とを往復していました。

当時はまだ一般的に玄米を食べていましたが、急増する江戸の人口が食糧不足を生み出しました。
そのため各大名は、食料を現地調達せず、自国の所領から持ち込むようになりました。
遠方からの移動と長期保存に玄米は向きません。
玄米のままだと虫がわいたり、腐ってしまうのです。
そこで、精製し、白米にしてから輸送しました。
このために、元禄時代以降、特に大名など身分の高い人を中心に白米を食べる文化が定着しました。
そしてそれは、次第に江戸市民にも広がっていったのです。

腐敗を防ぐための精米技術は、貴重な栄養素を失うことでもありました。
これゆえに、江戸で脚気が大流行するようになったのです。

小麦も精白してから製粉するのは貯蔵及び輸送時に腐敗することを防ぐためです。
これゆえ大航海時代に長期航海が可能になったのですが、やはり壊血病などの栄養欠乏による疾患が社会に蔓延したのです。

そして栄養欠乏は、決して過去の事ではありません。
我々はもっと歴史を謙虚に学び、過去の過ちを繰り返さないようにするべきではないでしょうか。









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