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2012.5.28投稿記事②

全身の抵抗力

虫歯や歯周病の発症や進行は、宿主の免疫力(抵抗力)と関係していると書きました。
今回は宿主の免疫力(抵抗力)に関する因子で、全身的なものを考察します。

以前にネコで歯周病になりやすい因子として、全身的なものに加齢、腎臓病・糖尿病等の慢性疾患、猫白血病ウィルス・猫後天性免疫不全(猫エイズ)等の感染症があると書きました。
これらは全て、全身的な抵抗力を弱くする要因となるために、歯周病にかかりやすくなるのです。

人間においても、全身疾患と歯周病との関連について調べられてきました。
歯周病の4つの型(慢性歯周炎、急速破壊性歯周炎、壊死性歯周疾患、全身疾患のリスクとしての歯周炎)にもあるように、全身の抵抗力と歯周病には密接な関係があります。

ここでは特に日常臨床で遭遇し、しばしばコントロールが非常に難しい病態として、糖尿病を考えましょう。
ご存知の通り、糖尿病は慢性の代謝性疾患で、全身に様々な病態を出現させます。
例として、毛細血管の破壊による網膜症や失明、糖尿病性腎症、四肢の末端の壊死などが起こります。
また、免疫力が低下するため様々な感染症にかかりやすくなります。
この免疫力の低下と、歯周病とが密接に結びついています。

糖尿病には1型と2型があり、特に2型糖尿病は食生活と密接に関係しています。
最近では、2型糖尿病と「炭水化物中毒」が注目されるようになってきましたね。

「お口の健康は全身の健康に、全身の健康はお口の健康に」と、それぞれ密接に関係しているのですから、歯医者はただ単にお口の中だけ診ていれば良いって事にはなりません。
このことが分かっている歯医者が、いったいどれだけいるのでしょうか?

また、単に食事の内容を栄養学的見地からのみ見るだけでは甚だ不十分です。
日常の食事の嗜好と、その嗜好が成長期の中でどうやって形成されてきたのかをよく知る必要があります。
病気になってから食生活を改めるのではなく、病気にならない食生活・食習慣の指導こそが最も大事でしょう。

幼少期からの顎口腔系の健全な成長・発育の管理と食生活・食習慣の指導・管理は誰が行うべきでしょう?
それは、歯医者だって思います。
これこそ、僕の言いたかった「予防歯科」です。








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