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2013.4.4投稿記事②

腸カンジダ

カンジダ菌とは、真菌(Fungi)の仲間であり、カビやキノコの仲間です。
そのため、カンジダ菌は、イースト菌とか、酵母菌とかいわれたりします。
一般的な細菌(Bacteria)とは、違う種類なんですよ。

カンジダ菌は自然界にはどこにでもいるありふれた菌で、当然人間の腸管にだっていたりします。
でも、異常繁殖するとカンジダ菌感染症になります。
有名なのが女性の膣カンジダや、口腔内のカンジダ菌感染症です。
いずれも免疫力の低下によって起こる、日和見感染症といわれています。

カンジダ菌が小腸で異常増殖すると、腸カンジダという病気になります。
腸カンジダは、カンジダ菌の繁殖を確認しづらいために、しばしば発見が困難です。
しかし、この腸カンジダという状態は、非常に大きな問題を引き起こします。

小腸内でカンジダ菌が異常増殖する理由は、もちろん免疫力の低下がベースにあります。
しかし、カンジダ菌の増殖しやすい環境もまた、腸カンジダを引き起こすのです。
カンジダ菌は砂糖が大好きなので、糖質の過剰摂取、特に砂糖や異性化糖の過剰摂取がカンジダ菌の異常増殖を引き起こします。
糖質の過剰摂取は低血糖症や肥満、全身の組織や細胞の糖化亢進だけではなく、腸カンジダの原因でもあるんですね。

腸カンジダになると、小腸の粘膜に炎症が起こります。
小腸は栄養吸収の場であるとともに、免疫提示の場でもある非常に重要な場所です。
ここで炎症が起こると、免疫機能が上手く働けなくなります。

また、小腸の微絨毛粘膜は、体に必要な栄養素を吸収するという役割を持っています。
糖質なら単糖、タンパク質ならアミノ酸、脂質ならモノアシルグリセロールと脂肪酸の形まで小さくなった物だけを吸収しています。
しかし、小腸粘膜に炎症が起こると、大きい分子のままでも体内に入ってきてしまうようになります。
これを、リーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)といいます。

こうなると、本来人間の体に入ってこないはずの抗原性を持つ高分子化合物まで体内に入り込んでしまうので、正常な免疫機構が狂ってしまい、アレルギーや自己免疫性疾患などが起こってきてしまいます。

特に消化管の機能が未発達な小児がリーキーガット症候群になると、多彩な症状が現れます。
アトピーやアレルギー、ぜんそくなど。
様々な食べ物に対する遅延型フードアレルギー。
自閉症やADHD、学習障害(LD)、など自閉症スペクトラムでは、腸カンジダの頻度が高いことが分かっています。

糖質の過剰摂取とは、こんなにも恐ろしいものなんです。
ですから、甘いものなんていかなる甘味料であれ、一切摂るべきではないのです。









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