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2012.6.15投稿記事②

予防歯科と生活習慣病

虫歯や歯周病は生活習慣病である、というのは一般的な理解でしょう。
でも、生活習慣病ってどういうこと?って聞かれて正しく答えられる先生は少ないのではないでしょうか。

虫歯や歯周病は、現代の人間の生活様式の変化によって、起こるようになったものだと考えられます。
実際、虫歯や歯周病はほんの数百年前までは稀な疾患でした。
同様に、現在の咬合異常の発現率は、数百年前の数倍も高いと考えられます。
これは発掘された骨の調査から分かることです。

現在でも原始的な生活を送るエスキモーやアボリジニーに、虫歯や歯周病、不正咬合が稀であると以前に書きました。
なぜエスキモーやアボリジニーは歯磨きも歯石取りもしないのに、虫歯にも歯周病にもならないのでしょう?
矯正治療をしなくても、歯並び・咬み合わせがきれいなのでしょう?

一方で、現代人であっても全ての人が虫歯や歯周病になるわけではなく、また不正咬合になるという訳でもありません。
虫歯や歯周病が無く、また矯正治療無しにきれいな歯並び・咬み合せを持った人を調べてみると、毎月のように歯医者に通って、予防処置を怠りなく続けている…なんて人はそれこそ稀です。

生活習慣病と聞くと、真っ先に思いつくのが肥満、高血圧、耐糖能障害・糖尿病などの慢性疾患ですよね。
こういった疾患は後進国よりも先進国において高率にみられるために、「文明病」とも呼ばれています。
でも、これだってみんななるわけではありません。

肥満も高血圧も、糖尿病なども無く、健康な人を捕まえて、どうして生活習慣病にならないのかと聞くと、恐らく二つのパターンの答えが返ってくることでしょう。
一つは、「健康管理に気をつけているから。食生活の管理と適度な運動、それに定期的に人間ドックで検診を受けているから。」
二つ目は、「いや、特に何も…。たまたま健康でいられています。」
という、恐らくはどちらかでしょう。

なぜこういう事が起こるのか。
それは、生活習慣病の発症や進行には、外的要因と、内的要因があるからです。
外的要因とは、人体外部の要因、すなわち生活環境や生活様式に関連する要因です。
また、内的要因とは人体内部の要因、これは以前僕が免疫力とか抵抗力とか呼んだものです。

予防歯科を考えるとき、外的要因と内的要因の両方を総合的・包括的に考える必要があります。
だからこそ難しく、また奥が深いのです。

虫歯予防には歯磨き指導だとか、歯周病予防にはプラークコントロールと定期的な歯石取りが大事だとか、そういう事を予防歯科だと勘違いしている人がごまんといます。
一般の人ならまだしも、歯医者の側にもこんな基本的なことすら分かっていない人が多いのです。








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