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2012.7.9投稿記事

予防歯科の本質

予防歯科を実践していくに当たり、現在日本で実際に予防歯科を行っている歯科医院のホームページをいろいろ見てみました。
そうしたら、何だか奇妙な感じがしました。
どのホームページを見ても、予防歯科とは、虫歯予防であったり、歯周病予防であったりするのです。
それはそれで大事なことではあります。
でも、なんかずれてないか?

予防歯科というのは何を予防するのか?
それを考える前に、口腔内に生じる疾患をなぜ治療するのか、口腔内に疾患が生じないようになぜ予防するのか?という点が重要です。

そもそも口腔は何のために存在する器官なのか。
会話を行うための構音・発音のための器官。
呼吸のための器官。
愛情表現のための器官。
…それより何より、最重要の機能は摂食・嚥下のための器官、すなわち口腔とは咀嚼器官なのです。
歯も、歯周組織も、舌も、咽頭・喉頭も、咀嚼筋も、顎関節も、唾液腺も…
全ては摂食・嚥下のためにあるのです。

人は口から食べ物や飲み物を摂ることで、生命を維持しています。
摂食・嚥下という機能は、生きるために最重要な機能なのです。
虫歯や歯周病になると、何が問題か?
それは、摂食・嚥下の機能が障害されるという事が問題なのです。

したがって、虫歯予防や歯周病予防は、摂食・嚥下の機能障害の予防という事になるのです。

口腔の咀嚼器官の機能を良好に維持するためには、咀嚼器官が十分に機能していることが何より重要です。
スポーツ選手が身体機能を維持するために行うこと、それは練習であり、トレーニングですね。
心肺機能を高め、維持するためには、十分な負荷をかけてあげる必要があります。

同様に、口腔の咀嚼器官の機能を維持するためには、咀嚼器官としての機能を十分に発揮させ、機能させ続けなければいけません。
何でもしっかりと良く咬めること、何でもしっかりと良く咬こと、これこそが予防歯科の本質なんですね。

何でもしっかりと良く咬める口腔にとって、歯並び・咬み合わせが正常であることは必要条件です。
更に咀嚼筋や顎骨の十分な発達、唾液腺や舌や血管系、神経系、リンパ系の発育も非常に重要です。
これらが揃って初めて、口腔の十分な機能が発揮されるのです。

正常咬合を作るための咬合誘導や、矯正治療は予防歯科の本質と密接に関係しています。
逆に言えば、これら咬合の大切さを鑑みない予防歯科など、口先だけのまがい物にすぎないのです。

そう思ってホームページを眺めていたら、無性に腹が立ってしまいました。
…僕もまだまだ人間が出来ていないな。








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