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2013.6.6投稿記事③


アディポサイトカイン

サイトカインとは、細胞から出される情報伝達を司るタンパク質で、ホルモンに似た働きをするものです。このうち、脂肪細胞から出されるサイトカインのことを、アディポサイトカインといいます。アディポサイトカインには、TNF-α、レプチン、アンジオテンシノーゲン、PAI-1、アディポネクチン、HB-EGFなどが知られていますが、このうち糖代謝に関与するものはTNF-αです。

脂肪細胞はインスリンの働きにより、GLUT(グルコーストランスポーター)4を通じて血液中のブドウ糖を細胞内に取り込み、取り込んだブドウ糖を中性脂肪に変換して貯蔵します。貯蔵した中性脂肪は、エネルギーが必要なときに遊離脂肪酸として血液中に放出され、肝臓でケトン体に変換された後に、全身の組織でエネルギー産生に使われます。

糖質の過剰摂取が続くと、血糖値コントロールのために膵臓のランゲルハンス島からインスリンが過剰に分泌されるようになり、脂肪細胞はブドウ糖を取り込み続けるよう強いられます。過剰に中性脂肪をため込んだ脂肪細胞は、TNF-αを分泌します。TNF-αは、脂肪細胞や骨格筋のブドウ糖の取り込みを阻害する働きを持つため、骨格筋や脂肪細胞のブドウ糖の取り込みが低下します。こうなると、高血糖状態が続いてしまうようになるため、膵臓のランゲルハンス島はさらなるインスリンの分泌を強いられることになります。

このように、インスリンが十分に分泌されているにもかかわらず、血糖値が十分に下げられなくなる状態を、インスリン抵抗性といいます。インスリン抵抗性が発現すると、膵臓のランゲルハンス島は、常にインスリンの過剰分泌を強いられることになりますから、いずれは疲弊し、インスリンが分泌されなくなってしまいます。これが2型糖尿病の発症のメカニズムです。

また、TNF-αは全身の炎症を増悪させる働きや、血管内皮細胞の炎症を引き起こす作用もあるため、関節リウマチや、動脈硬化にも密接に関係しています。TNF-αは脂肪細胞中の中性脂肪が増えると分泌が増え、中性脂肪が減ると分泌も低下しますが、低血糖症で糖質中毒者では慢性的な糖質過剰があるために、破滅的なカスケードへと繋がってしまうのです。

このように、肥満は糖質過多によって引き起こされます。砂糖中毒を克服し、普段の食事において糖質を制限することによって、正常な代謝機能を回復することができます。ですから、「甘い物は別腹」などと自分をごまかすのはやめて、一切の甘い物を今すぐ止めましょう。
      さとうながおでした。
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