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2012.10.21投稿記事①

歯肉の防御機構

歯周病源細菌は、誰の口の中にでもいる常在菌です。
だからといって、この細菌が口腔内にいる人すべてが歯周疾患を発症するわけではありません。

宿主である人間には、免疫という、宿主防御機構が備わっていて、病原性細菌から守ってくれています。

歯周疾患に関しては、主に三つの防御機構が存在します。

一つ目は、付着歯肉上の防御機構。
小腸のパイエル板で抗原提示を受けた細菌が、歯肉溝粘膜から侵入するのを、遊走してきた白血球が迎え撃ちます。
この白血球とは、主に好中球であり、また単核球もあります。
炎症性細胞浸潤と、歯肉溝浸出液中のイムノグロブリンによって、歯肉溝からの細菌の侵入を防いでいます。

二つ目は、歯肉粘膜の性状です。
コラーゲン繊維が健全に維持されていると、簡単に炎症で破壊されることは無く、抵抗性が発揮されます。

三つ目は、唾液の抗菌作用です。
唾液中の主にsIgAや、ラクトフェリンなどの働きにより、口腔内での細菌の繁殖を抑えます。

この三つの防御機構が正常に働いていれば、よっぽどのことが無い限り、歯周疾患は発症しません。
逆に言えば、進行した歯周疾患にり患している患者さんは、この三つの防御機構のどれか、あるいは全部に問題があるのです。

歯周疾患の治療法に関しては、もう既に確立された治療法があるので、それに準じて治療を行えばよいでしょう。
しかし、治療を行っても、その背景となるこの三つの防御機構に対する配慮が無ければ、結局は再発し、増悪していくだけでしょう。

というわけで、当医院では11月からこれら宿主の防御機構の問題を突き止めるための検査を行っていく予定です。
これは、当医院では「予防歯科精密検査」と呼んでおります。

残念ながら、現在の保険制度上では認められていないので、保険外診療となってしまうのですが、本物の予防歯科を提供していく歯科医院として、責任を果たすべく、現在鋭意準備中です。









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