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2012.10.23投稿記事②

栄養療法に対する僕の考え

栄養療法とは、体にとって必要な栄養素が不足することで起こる様々な心身の疾患に対し、不足している栄養素を補ってあげることで体の栄養状態を改善し、自然治癒力を引き出す治療法です。
そして、人間は体にとって必要な栄養素を消化器官の入り口である、口から体内に取り入れています。
ですから口腔は、人間の生存に於いて非常に重要な器官であるのです。

顎口腔系の諸器官の集合体の最重要な機能は、食物の摂食、咀嚼、嚥下です。
食べ物を口に入れ、しっかりと咬んで細かく砕き、良く磨り潰して唾液としっかりと混ぜ合わせてから飲み込むという、一連の動作です。
この、摂食、咀嚼、嚥下が機能的、効率的に行えることが、身体の健康状態を維持していく上で、非常に重要です。

そのため、顎口腔系が健全な状態でいられるよう、生体には免疫力が備わっています。
すなわち、様々な侵害刺激や侵襲因子から、顎口腔系を守ってくれているのです。

残念ながら、その免疫力による防御機構があるにもかかわらず、口腔内に齲蝕や歯周病などの疾患が発生してしまう事があります。
しかも、通常これらの疾患は不可逆的な破壊を伴い、進行性に増悪していきます。

一度生体が持つ免疫力のバリアーを破って進行したこれらの疾患は、治療的介入を行わない限り、破壊の進行を食い止めることができません。

このような不可逆的な破壊を伴う進行性の疾患に対する治療は、現在確立された技術があり、治療を行う事でこれら疾患をある程度コントロールし、破壊の進行を食い止めることができます。
これらのコンベンショナルな歯科治療が有効かつ重要であることに、異論の余地はありません。

しかし、疾患の背景にある食生活や生活習慣が変わらなければ、結局また再発し増悪することを繰り返すだけでしょう。
疾患の背景をきちんと捉え、改善していかなければ予防は覚束ないのです。
栄養療法の意義はまさにそこにあります。

しかし、巷に見受けられる歯科での栄養療法の中には、代替療法として西洋医学的な治療学を否定し、栄養療法のみで症状が改善し、あたかも「治る」ような喧伝がなされていることがあります。
また、疾患の背景としての栄養欠乏に着目することは良いのですが、血液検査などの必要な検査を行わずに、当て推量でサプリメントを売り込むようなところも存在します。

このような誤った栄養療法の適応によって、栄養療法自体の評価が、何やらいかがわしい、胡散臭いもののように捉われてしまうようなことがあるなら、非常に残念です。

栄養療法は、疾患の根本原因を探る一つの理論体系であり、また、疾患の再発防止や健康増進に伴う免疫力の増強という点で、非常に有効であると考えます。
しかし、現に今発症してしまった口腔内の疾患に対する治療は、きちんと科学的根拠のある、確立された治療法に基づいてしっかりとなされるべきなのです。









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