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2012.10.24投稿記事②

現行の日本の保険制度について

現行の日本の保険制度は、少なくとも歯科においては矛盾も多く、甚だ不適当な制度だって思います。
問題点を数え上げればきりがないのですが、やはり診療点数(診療報酬)が低すぎるというのが、最も大きな問題だと思います。
最新の知見に基づく、科学的根拠に基づいた、予知性の高い治療を行おうとすると、診療点数的に割に合わなくなります。
また、材料などの制約も大きく、材料学的に最良のものはほぼ使えません。

そのため、保険の歯科臨床に携わる人間は、理想と現実のギャップに頭を悩ませることになります。
治療の質を取るか、経営を取るか。

現行の保険制度では、歯科医師の裁量権は大きく、診療の質に対して国は実質ノータッチです。
診療の質の担保は、現場の歯科医師の良心にゆだねられています。
でもこれって、非常に危険だと思いませんか?

歯科医療の現場を知っている人なら、日本の歯科医師の良心を信頼すべきではないことに、当に気づいておられるでしょう。

現場の歯科医師の質を国が審査する機会は一度しかありません。
それは、歯科医師国家試験という試験制度です。
この試験にパスしてしまえば、基本的にその後は死ぬまで歯科医師を続けることは自由ですし、その間に歯科医師としての力量を審査される機会は全くありません。
歯科医師にとって、国家試験終了後の勉強には全く強制性は無く、個人の自由意思にゆだねられているのみです。

昨日、僕は講習会に参加する先生を揶揄するようなことを書きましたが、実は、それでも勉強しようという意思を持って行動されている歯科医師は、日本では非常に少数派なんです。
日本の歯科医療の現場で働いている大多数の歯科医師は、国家試験レベルの理論的根拠から、全く進歩せずに日々の臨床を続けている人たちなんです。

そして、日本の保健医療制度では、処置に対する診療点数が決まっています。
どれだけ手間暇かけて治療しても、虫歯すらろくに取らずに詰めたり被せたりしても、歯科医院に支払われる治療費は同一です。

だから、良心的な歯医者ほど、経済的には困窮していく。
正直者が、バカをみる制度なんです。

このような矛盾だらけの日本の保険医療制度に対し、僕はどうしたら良いと考えているかは…長くなったので、次の機会に書きます。





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